【おすすめ本】子どもへの金融教育の入り口に『父が子に伝える 13歳からのお金に一生困らないたった3つの考え方』

貯金 書籍感想

おはようございます。

子どもにはお金に困らない一生を歩んでほしい。
親であるならば、誰でもそう願うと思います。

2022 年 4 月から高校生の授業で金融教育が始まりました。
非常に意義のあることだと思いますが、逆を言えば高校生まではお金に関する教育は各家庭で行う必要がある、ということです。
「子どもに金融教育…」と聞くと少しハードルが高く感じる方も見えるのではないでしょうか。
私は不安に感じます。
そもそも、私自身に十分な知識があるかすら怪しいですからね。

そんな時は、プロの力を借りましょう。

本日は、『父が子に伝える 13歳からのお金に一生困らないたった3つの考え方』という書籍の要約・感想記事です。

本書を読み、お金に困らない考え方を学びましょう。

『父が子に伝える 13歳からのお金に一生困らないたった3つの考え方』

記事の内容は、以下の通りです。

1.大人でも知っておきたいお金に困らない 3 原則
2.お金の本だけど、夢や目標についても考えよう
3.これからの時代、子どもにも金融教育を

それぞれの内容についてみていきます。

大人でも知っておきたいお金に困らない 3 原則

お金に困らない 3 原則は、

1.稼ぐ
2.減らさない工夫をする
3.賢く貯める
の 3 つでした。

お金に困らないようにするためには、特別なことは必要ないということですね。

タイトル通り子に向けた書籍ですので、お金を稼ぐ=お小遣いをたくさん得る、支出を減らす=ジュースやゲームセンターでの浪費を減らす、などに置き換えられていました。
しかし、上記原則は大人でも十分学びになる内容です。
お金に関する基礎的な考え方を改めて学びなおすことができました。

大人でも 3 つの原則を守れている方は多くないのではないでしょうか。

お金の本だけど、夢や目標についても考えよう

タイトル通り、本書はお金に関する考え方が中心に説かれてます。
しかし、一部では夢や目標の達成に向けて取るべき行動についても触れています。

例えば、
・夢は頭の中で考えるだけでなく紙に書き出そう。
・行動には数字を伴わせて具体的にしよう。(勉強するではなく、1 時間多く勉強するという目標にする)
などがありました。

また、「お金よりも大切なものがある。その一つが時間だ。」という記述もあります。
お金に関する本であるのに、お金よりも大切なことも教えてくれます。

タイトルを超えた内容を学ぶことができますよ。

これからの時代、子どもにも金融教育を

現在の日本は歴史的に見ても記録的な低金利の時代です。
加えて、賃金は伸び悩み、徐々にインフレも進んでいるなど、お金に対する不安を感じることも多くなっていると思います。
これからは、金融リテラシー(お金のこと、きちんと知っていますか)の有無が大きな差になる時代です。

本書のような書籍をきっかけとして、子どもが学生時代のうちに基礎となる考え方を学ぶこと。
社会人になって「学生のうちに知っておけば…」という後悔を少なくするためにも、大変重要なことだと思います。

「お金に好かれる人」でありたいならば、「お金のことが好きな人」である必要があります。
好きになるのであれば、まずは知ることから始めましょう。

「知っている」だけで大きなアドバンテージになりますよ。

お金・目標・夢の実現に共通する原則を学びましょう

最後にまとめです。

本記事では、
・お金に困らないための 3 原則(稼ぐ、減らさない、貯める)
・お金だけではなく、目標や夢に向けた行動も大切
・これからの時代、金融リテラシーの有無が大きな差につながる
上記 3 点について私なりに要約・解説しました。

お金に関する知識は、どれだけ学んでも損することがありません。
とてもコスパの高い学びだと思います。
生きていくうえで、お金と縁のない人などいませんからね。

本書は、「子どもにどうやって金融教育をしていこう…」と悩んでいる方はもちろん、「お金の勉強を始めたいけど、どの本から読もう…」と考えている方にとっても、入り口としておすすめできる本だと思います。
本書の文章は、タイトルにある通り父→子へ語り掛ける口調で平易に書かれています。
まさに 13 歳くらいの子に勧めてあげたい書籍です。
私自身、子どもが適齢期になったらこういう書籍を紹介できるようにしていきたいと思いました。

ぜひ手に取ってみてください。

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