おはようございます。
先日の記事で、『アウトプット大全』の書籍を紹介しました。
質の良いアウトプットのためには、インプットも同様に重要な要素となります。
本日の記事は、『学び効率が最大化するインプット大全』という書籍の感想です。
本書を読み、情報をインプットする際のコツを学びましょう。
インプットの効率を高める『学び効率が最大化するインプット大全』
記事の内容は、以下の通りです。
- 適度なストレス環境下でインプットしよう
- 適切な頻度で見直し、定着を高めよう
- アウトプット前提でインプットする。そしてアウトプットする
それぞれの内容についてみていきます。
適度なストレス環境下でインプットしよう
なんらかの情報をインプットする際は、適度なストレス下の状況が脳の働きを高めます。
これは「ヤーキーズ・ドットソンの法則」と呼ばれ、適度な緊張のもとであればパフォーマンス効率が最大化する、という生理心理学の理論です。
適度なストレス環境においてノルアドレナリンが程よく分泌されることにより、集中力・記憶力・判断力・思考力の向上が得られます。
例えば、勉強会では一番前の席に座る、必ず質問をする、といった自分にとって過度でない課題を課すこと。
これが、誰でもできるインプット効率改善方法の一つです。
これなら、私でも取り入れられそうです。
適切な頻度で見直し、定着を高めよう
情報をインプットしたあとは、その内容を適切な頻度で見直す(改めてインプットする)ことが重要です。
本書では、その頻度は2週間で3回以上が推奨されていました。
読書でも勉強会でもなんでもそうですが、ただ見るだけ・読むだけ・聞くだけでは頭に留められません。
個人的には、アナログではありますが、ノートに書き出し、まとめるという作業が重要だと思います。
だんだんと必要・不必要な情報の見極めができて、学びの内容が洗練されてきますよ。
アウトプット前提でインプットする。そしてアウトプットする
そして、それらをアウトプットすることが最も重要です。
先日の書籍『アウトプット大全』では、学びを定着させるには2週間で3回の頻度でアウトプットすることが推奨されていました。
結局、インプットした情報はアウトプットしてこそ価値があります。ブログに書く、人に教える、実行に移すなど、形は問わず動くことが重要です。
また、何か情報をインプットする際は、アウトプット前提で行うと効率が良さそうです。
私は、読書後には自分なりの要点をまとめるつもりで、読書をしています。
そうすると、右から左へ流していた情報を少しは頭にとどめることができます。
それを、ノートに書き、ブログを綴りアウトプットしています。
いきなりブログは…という方は、まずはノートに書く、Twitterでつぶやいてみるなど、ハードルを下げて取り組むのがよいと思います。
まとめ
本書はインプットに関する情報が体系的にまとまっており、非常に勉強になる箇所が多かったです。
また、全体を通して平易な言葉で説明されており、とても読みやすかったです。
本書を読む前は、私のインプット作業はいわゆる「ザル見・ザル読み・ザル聞き」でした。
本書を読んでからは、日々の読書感想をまとめるようになりました。
また、参加した勉強会では可能な限り前列で聞き、質問をする(よう努力する)ようになりました。
少しの努力で、インプットの質は向上可能です。
「インプットはするけど、学びや成果につながらない」とお悩みの方にとっては、大いに参考になる書籍だと思います。
ぜひ手に取ってみてください。
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