おはようございます。
巷には健康習慣について書かれたいろいろな書籍が並んでいます。
時間が自由に使えるのであれば 1 冊ずつ手に取って内容を知りたいところです。
しかし、仕事・家事・子育てなどに忙しく、そんな時間ありません!という方が大半ではないでしょうか。
本日は、そんな方々にピッタリな、まさに健康習慣のエッセンスを凝縮した 1 冊を取り上げたいと思います。
浅く(といっては失礼かもしれません)広く、健康において 70-80 点を取るには十分な知識が網羅的にまとめてある書籍です。
本日は、書籍『ブレインメンタル強化大全』(著者:樺沢紫苑さん)の要約・感想記事です。
本書を読み、健康的な生活習慣を身につけましょう。
健康を高めるエッセンスを凝縮『ブレインメンタル強化大全』
記事の内容は、以下の通りです。
1.睡眠不足の様々な弊害
2.運動は、1 日 20 分の早歩きをしよう
3.朝散歩+朝食で、最高のスタートをきろう
それぞれの内容についてみていきます。
睡眠不足の様々な弊害
睡眠不足は身体・精神に様々な悪影響を及ぼします。
本書では、睡眠不足は睡眠時間が 6 時間以下の場合と定義されていました。
睡眠不足は日中の身体・脳のパフォーマンス低下はもちろん、心筋梗塞や脳梗塞などの疾病発症リスクおよび認知症発症のリスクも高めます。
また、睡眠不足は食欲増進ホルモンであるグレリンの分泌を高め、食欲抑制ホルモンであるレプチンの分泌を阻害します。
眠らないことは、肥満のリスクでもあります。
眠れる森の美女は、「眠ることができる」から美女というわけです。
本書で挙げられている睡眠改善の方法としては、就寝・起床時刻の固定、コーヒー(カフェイン摂取)は 14 時までに済ませる、朝散歩(後述)などが挙げられていました。
たかが睡眠と軽んじてはいけませんね!
個人的には、生活習慣の最重要ファクターだと思っています。
運動は、1 日 20 分の早歩きをしよう
運動が体にいいことは誰もが知っている事実です。
しかし、忙しい毎日の中で運動時間を捻出するのも大変だと思います。
そんな人におすすめなのが、本書で推奨されていた「1 日 20 分の早歩き」です。
歩く速さと健康寿命には関連があります。
本書によれば、1 日 20 分の早歩きをするだけで健康寿命が 4 年分延びるというデータもあるようです。
しっかりした早歩き(7km/h 以上)は、適度に心拍数をあげ、膝より下の筋肉の活動を高め、健康増進に効果が期待できます。
私もやってみましたが、数分やっただけで疲れました。普段の運動不足解消にはもってこいだと思います。
通勤や仕事場の移動は、早歩きでいかがでしょうか。
周りの目は気にせずに…
朝散歩+朝食で、最高のスタートをきろう
個人的には、本書の中で一番の学びとなった点です。
朝起きて、太陽の光を浴びることにより、体内時計のリセット、骨を丈夫にするビタミン D の生成を促します。
時間は 15-30 分、朝起きて 1 時間以内に、気持ちいいと感じる速さで近所を歩くことが推奨されていました。
また、朝散歩後に朝食を食べることで、セロトニンというホルモンの分泌が促されます。
このセロトニンは、脳から分泌される睡眠ホルモンであるメラトニンの原料となります。
そしてメラトニンには、季節のリズム、睡眠・覚醒リズム、ホルモン分泌のリズムといった機能を調整する作用があります。
つまり、朝セロトニンを分泌することにより、夜の睡眠を改善させる効果が期待できるのです。
夜寝つきが悪いと感じている方にとって、まず身体に取り入れるべきは、睡眠導入剤ではなく朝の太陽光と朝食です。
良い睡眠は良い覚醒とセットです。
まとめ
生き生きと暮らすことは、生活習慣を整えることから始まります。
本書を読み、1 つでも自身の生活に取り入れられそうなことが見つかれば、読んだ価値ありです。
本記事は、書籍『ブレインメンタル強化大全』より、
・睡眠不足は様々な弊害があること
・1 日 20 分の早歩きで運動不足を解消できること
・朝散歩と朝食で 1 日の最高のスタートがきれること
上記 3 点について、私なりに要約・感想を記しました。
本書は健康的な生活習慣について網羅的にまとめてあり、多くの学びがありました。
また、樺沢さんの書籍らしく、文章も平易で読みやすかったです。
睡眠、運動、生活習慣など、万人にとって健康を高めるためのエッセンスが凝縮された良書だと思います。
ぜひ手に取ってみてください。
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