おはようございます。
本日は、1989 年に原著が発刊され、全世界で販売部数 3,000 万部を記録し、20 世紀に最も影響を与えたビジネス書と言われている書籍の「入門版」を取り上げたいと思います。
機会があれば原著を読みたいと思っていた矢先、偶然この『13 歳から分かる~』に出合い、手に取りました。
本日は、書籍『13歳から分かる! 7つの習慣 自分を変えるレッスン』(監修:「7つの習慣」編集部)の要約・感想記事です。
本書を読み、成功と幸せを手に入れる方法を学びましょう
30 過ぎても学びがたくさん『13歳から分かる! 7つの習慣 自分を変えるレッスン』
本書は、「成功を手に入れ、充実した人生を送るための方法」を学ぶことを目的としています。
その目的を達成するために、人生に取り入れるべき 7 つの習慣について解説されていました。
本記事では、そのうち印象に残った 3 つについて触れたいと思います。
記事の内容は、以下の通りです。
1.主体的であること
2.最優先事項を決めること
3.まずは相手の理解に徹すること
それぞれの内容についてみていきます。
主体的であること
本書によると、自分自身が人生において「主体的である」ためには、自分の行動の責任は自分にあることと、それを忘れないでいることが必要とのことです。
少し抽象的ですね。
具体的には、
1)外部からの刺激に対して、反応的に行動しない。
外部からの刺激→自分の行動の間に、一時停止のような間を置き、「どう行動すればよいか」を考える。
2)自身で変えられること(これを本書では影響の輪と呼んでいました)に時間とエネルギーを注ぐ。
上記 2 点が、主体的であるために必要なこととなるようです。
1)については、最近話題のマインドフルネスでも似たような指摘があります。
ついカッとなって…や、○○さんに言われたから…など、自分で考えずに行動ばかりしていては、主体的=自分が人生の主人公であるとは言えませんね。
2)については、以前読んだ書籍『News Diet』でも同じようなメッセージがありました。
世の中にある情報のうち、99% は自身に関係がありません。
自身に関係があることに時間とエネルギーを注ぎましょう。
主体的に生きようとするならば、世の中のほとんどのことに反応しなくてよいのです。
しかし、主体的でない人ほど、影響の輪の外側、つまり自分では変えられないことばかりに時間をエネルギーを注いでしまっているようです。
刺激に対して一時停止して間を置く…これがすごく大変です
最優先事項を決めること
これは、自分にとって一番大切なことは何か、を見極めることです。
本書では、自身に関係のあることを緊急性および重要性の観点でそれぞれ高低をつけ、「人生において緊急性は低いが、重要性は高い領域」を大切にし、それにかける時間を増やすことが推奨されていました。
その領域には、自己研鑽をすることや将来について考えること、体調管理をすることなどが当てはまるようです。
これらは特に期限もなく、後回しにしても、その場で損害を被るものもありません。
しかし、長い目で見ると、「どんな人生にしたいのか」「どんな自分になりたいか」というビジョンがある人は、ブレのない人生を送ることができる可能性が高くなります。
もちろん、そのためには心身ともに健康であってこそですから、日々の体調管理も重要であることは言うまでもありません。
ちなみに、「緊急性も重要性も高い項目」は期限付きの仕事や約束事です。
まずは相手の理解に徹すること
前述した 2 点は、自分自身と向き合い方に関する習慣でした。
しかし、充実した人生を送るためには、良好な人間関係を築くことが欠かせません。
本書の後半では、そのために必要な習慣について解説されていました。
この「相手の理解に徹すること」は、自分自身のことを理解してほしいのであれば、まずは聞き上手になり、相手を理解することから始めなさいという内容でした。
これは、自己啓発本の名著『人を動かす』でも述べられていた内容です。
人は、誰しも自分のことを理解してもらいたいという欲求を持っています。
その欲求を満たすためには、自分の意見やアドバイスを一切挟まず、相手の意見を徹底して聞くことです。
良好な人間関係を築くためには、すべては聞くことから始まります。
相手を理解し、そして自分を理解してもらいましょう
まとめ
大人でも十分に学びになる内容でした。
13 歳からと言わず、30 歳過ぎても自分は変われます。学びましょう。
本日は、書籍『13歳から分かる! 7つの習慣 自分を変えるレッスン』より、
・主体的=人生の主人公になろう
・自分にとっての最優先事項に時間とエネルギーを注ごう
・まずは相手の理解に徹しよう
上記 3 点について、私なりに要約・感想を記しました。
私自身、原著を読んでいない手前はっきりしたことは申し上げられませんが、本書でもエッセンスは十分に学べたと思っています。
入門版とされているだけあり、ストレスなくサクサクと読み進めることができました。
タイトル通り、13 歳程度の子どもにもおすすめの書籍です。
原著は近い将来必ず読みたいと思います。
先に紹介した『人を動かす』にしろ、時代が変わっても生き方の本質は変わりがないようですね。
まさに、温故知新です。
ここで学んだことを肝に銘じ、充実した人生を送れるように努めていきたいと思います。
ぜひ手に取ってみてください。
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