1 つでも参考に。ひろゆきさん独自の生き方・考え方に触れる『1% の努力』

1%のイメージ 書籍感想

おはようございます。

「99%の努力と1%のひらめき」というのは、発明家エジソンの言葉として有名です。
しかし本当は「1%のひらめきがなければ、99%の努力はムダになる」という現実的な言葉です。

という一文が本書の導入部分です。
結構、インパクトありますよね。
個人的にはこの序文で興味をもち、本書を手に取りました。

本日は、『 1% の努力』という書籍の要約・感想記事です。

本書を読み、努力のヒントを学びましょう

1 つでも参考に。ひろゆきさん独自の生き方・考え方に触れる『1% の努力』

記事の内容は、以下の通りです。
本書は著者であるひろゆきさんの考え方について、7 エピソード 49 の思考法が紹介されています。
その中でも、個人的に印象に残った 3 つを取り上げます。

1.世の中は意外とちゃんと回っていく。構える必要はない。
2.頑張る方向を見定めること。夏休みの宿題はどう取り組んだ?
3.調べる労力は惜しまないこと。

それぞれの内容についてみていきます。

世の中は意外とちゃんと回っていく。構える必要はない。

ひろゆきさんによれば、「世の中はチョロいし、意外とちゃんと回っていく」とのことです。
これはどういうことかというと、
・世の中の大多数は自分と同じような人たちである。
・そして、その人たちが社会を回しているだけ。自分もその一部にすぎない。
・だから、特に構えずに生きていけばよい。
ということのようです。

国や企業のトップは別かもしれませんが、私のような会社員が大多数の世の中です。
(2020 年の総務省の調査によると、全労働力中に占める正社員比率は 60% 以上だそうです)
自分自身も社会の歯車の一部でしかありません。
そう思えれば、生きていくことのハードルが少し下がるということでしょうか。

悪く言えば、「代わりはいくらでもいる」かもしれません。
世の中をこういう風にとらえたことがなかったので、印象に残りました。

頑張る方向を見定めること。夏休みの宿題はどう取り組んだ?

ひろゆきさんによれば、「1% の努力で生きていくために、人生で頑張る方向を見定める必要がある」とのことです。
自分に合っていない分野での努力は無駄になる可能性が高いです。
この「自分に合った分野」を探すことについて、本文中では「夏休みの宿題をどのように取り組んだか」がヒントになると述べられていました。

・早めに取り掛かりコツコツと進めたタイプ
このタイプの方には、知識を貯めていくことが向いているようです。
そして貯めた知識と自らの経験をミックスさせ、オリジナリティを発揮することができれば強みになるそうです。

・自由研究や工作に時間をかけたタイプ
このタイプの方には、自らが納得できることに時間をかけることが向いているようです。
職業でいうなら、何かを制作・創造する仕事でしょうか。

・なんとか間に合わせるタイプ
このタイプの方は、ヤバいといいつつもその状況を楽しめる方です。
対人交渉や、起業などが向いているのでしょうか。

向いている職業については私の完全な主観ですのであてにならないと思います。参考程度としてください。
この適正チェックがどの程度信頼できるかは不明ですが、自己の強みを把握しておくことに損はないでしょう。

私は早めにコツコツタイプでした。

調べる労力は惜しまないこと。

ひろゆきさんによると、これはまさに 1% の努力だそうです。
知らないだけで損することが多い世の中です。
今はほぼ誰でもインターネットを利用可能で、知りたい情報にアクセスすることができます。
過去をみてもこんな時代はありませんでしたので、上手に活用しましょう。

情報弱者にならないようにしたいですね。

まとめ

1 箇所でも自身に取り入れられることがあれば、それだけで本を読んだ価値があります。

本書はひろゆきさんの考え方が全開となっています。
ひろゆきさんの経歴をご存知の方も多いと思いますが、いわゆる成功者の方ですので説得力がある箇所もありました。
個人的には賛同できない個所もありましたが、こういうとらえ方もあるのかと参考になりました。

本書は、ひろゆきさんという稀有な経歴をお持ちの方の頭の中がのぞける書籍です。
このような本を執筆するということは、それだけ独自の考え方と持っている、あるいは突出した実績があるなど、何かしら理由があります。
我々のような凡人は本を執筆する機会などありません。
そのような執筆者の「考え方」に、わずか千円そこらで触れられる読書は、やはり有意義です。

努力は必要です。
しかし、その方向性や考え方を誤ってはよくない、ということが本書からの重要なメッセージです。
こういう自己啓発の類に触れ、一つでも学びがあれば個人的には十分だと思います。
自分で取捨選択する。これが重要ですね。

本書は、ひろゆきさん独自の考え方が、多くのエピソードに基づき述べられています。
ビジネスから生き方についてまで幅広く触れられており、参考になる箇所もいくつかあると思います。
文章も平易であり、単純に読み物としても楽しく読み進めることができました。
本記事に挙げた点以外にも興味深い項目がいくつかありました。
ひろゆきさんのファンでなくても十分に楽しめる一冊だと思います。

ぜひ手に取ってみてください。

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