自由に楽しむ。これがキャンプ『プロが教える親子キャンプ読本 アウトドアで子どもの感性を楽しく伸ばす』

キャンプのイメージ 書籍感想

おはようございます。

ここ数年のブームにより、キャンプ市場はたいへん盛り上がっているようです。
ショッピングモールにはキャンプグッズを扱うお店がずいぶん増えましたし、SNS ではおしゃれな投稿をよく見かけます。

私はキャンプには数回いったことがある程度です。
機会があればまた行きたいですが、まずは初心者らしく勉強してから臨みたいと思い、本書を手に取りました。

本日は、書籍『プロが教える 親子キャンプ読本 アウトドアで子どもの感性を楽しく伸ばす』(著者:長谷部 雅一さん)の要約・感想記事です。

本書を読み、親子キャンプの楽しみを学びましょう

自由に楽しむ。これがキャンプ『プロが教える親子キャンプ読本 アウトドアで子どもの感性を楽しく伸ばす』

記事の内容は、以下の通りです。

1.親子キャンプで得られること
2.ダメダメ、ではなく一緒にチャレンジ
3.キャンプ前後も楽しい思い出に

それぞれの内容についてみていきます。

親子キャンプで得られること

いざキャンプにいくと、あれもこれも準備して、完璧な時間を過ごそう!絶対失敗しないようにしよう!と意気ごみがちです。

しかし、本書の導入は真逆です。
キャンプは自由で OK。
たとえ失敗しても、それ自体が経験のストックになる。だから、キャンプにおける失敗なんてない!というポジティブなメッセージから始まります。

著者である長谷川さんいわく、本番当日たとえうまくいかなかったとしても、そこから「失敗は成功のもと」という教訓を得られるようです。

また、キャンプでの経験はすべてが非日常です。普段の生活ではつかわない知識で、いろんなことにチャレンジをする環境です。

これは、子どもの非認知能力をのばすために最適なのだそうです。

キャンプでは、テントの設営や食事の準備など、親子で協力する場面がおおくあります。
この「人との協調性」は非認知能力の一部です。
親子キャンプを楽しみ、子どもの力も高められるとしたら、こんなによい体験はないでしょう。

普段の生活では得られない経験がたくさん。
それがキャンプです。

ダメダメ、ではなく一緒にチャレンジ

せっかくの機会ですので、キャンプ本番では普段やれないことに一緒にチャレンジしましょう。

例えば薪を組んで火をおこす、包丁を使って具材をきる、ナイフを使ってちょっとした工作をするなど、普段では「あぶない!ダメ!」と制限することこそ、キャンプで取り組むことができます。

この点について長谷川さんは「こどもの成功体験とケガのリスクを天秤にかけて、致命傷にならない範囲の冒険をしてみること」を推奨していました。

ナイフの危険性や火の熱さは、実際に経験することで学びます。
逆説的ですが、ケガをすることで道具の危険性と便利さを感じるのです。
キャンプ当日は「ダメダメ…」ではなく親子で一緒にチャレンジしてみましょう。

また、せっかく自然の中で過ごすのですから、スマホ片手に時間を気にして…ではなく、のんびりと自由に過ごしましょう。
子どもは、親がはなつ空気を感じとります。
キャンプでは、大人が子ども以上に楽しみましょう。

親がリラックスして楽しむことが楽しいキャンプのカギです!

キャンプ前後も楽しい思い出に

本書では、キャンプは本番だけでなく、ビフォー・アフターでも楽しむことができると紹介していました。

<ビフォーキャンプ>
・作戦会議
どこに行く、何をする、何を食べるなどを子どもと一緒に決めましょう。
子どもも大人も能動的にアイデアを出せると、ワクワク感が高まります。

・荷物の準備
トランプ、工作グッズ、絵本など…何を持っていきたいか、自分で決めて準備をしてもらいましょう。
過剰な量でなければ、子どもからの提案は全部 OK!くらいの気持ちで臨むとよいそうです。

<アフターキャンプ>
・帰宅後の思い出ばなし
これが最重要だそうです。
キャンプの興奮がおちつき、日常生活に戻ったタイミングで、子どもと一緒にキャンプの思い出を振り返ってみましょう。
動画や写真を用意すれば、その時の記憶をより鮮明に思い出すことができます。

「またキャンプに行きたい!」という気持ちになり、より積極的にキャンプを楽しめるようになるような振り返りができれば最高、とのことです。

なんだか、書いてるだけでウキウキしてきました!

まとめ

キャンプは自由に楽しむものです。
自然の中でのんびりと過ごし、親子で非日常を味わいましょう。

本日は、書籍『プロが教える 親子キャンプ読本 アウトドアで子どもの感性を楽しく伸ばす』より、
・親子キャンプは子どもの非認知能力を伸ばす最適な環境
・普段できないことに、一緒にチャレンジ
・本番前後も大切な思い出にしよう
上記 3 点について、私なりに要約・感想を記しました。

最近は、私のような初心者でも楽しめるような道具が一式揃ったキャンプ場も増えています。

本書にある通り、キャンプは自由に楽しむものです。
失敗しないように!とあまり気負わず、気楽にキャンプしたいですね。

本書には上記の内容以外にも、安全面の注意点やオススメの遊び方など、まさに私のような初心者にピッタリの知識が記されていました。
キャンプに行く際には参考にしたいと思います。

ぜひ手に取ってみてください。

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