世界中で読まれているお金の教科書『金持ち父さん 貧乏父さん』

お金とパパ 書籍感想

おはようございます。

お金については、誰が、いつ、どれだけ知識を身につけても損することはありません。
非常にコスパの高い学びの一つです。

個人的には特定の領域(例えば不動産投資や FX など)に特化して学ぶ前に、お金に関する原理・原則を押さえることが重要だと思います。

世の中にはお金に関する情報や書籍が溢れています。今回紹介する書籍は、そのうちの一冊として多くのメディアで推奨されています。
印象的なタイトルですので、聞いたことがある方もみえると思います。
内容も、非常に参考となるものでした。

本日は、書籍『改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 』(著者:ロバート・キヨサキさん)の書評・感想記事です。

本書を読み、お金の力を正しくつかうことを学びましょう

世界中で読まれているお金の教科書『金持ち父さん 貧乏父さん』

記事の内容は、以下の通りです。

1.お金持ちとそうでない人を分けるちがい
2.資産と負債のちがい
3.お金持ちへの道 頭脳を鍛え、自分のためにお金を働かせよう

それぞれの内容についてみていきます。

お金持ちとそうでない人を分けるちがい

著者いわく、「お金持ちは手に入ったお金で資産を買い、中流以下の人は負債を買う」。
この点が、お金持ちとそれ以外を分ける唯一かつ決定的な違いであり、本書で強く主張されていた点です。

このように書くと、お金持ちはぜいたく品を買わないかと思う方もみえるかもしれませんが、そうではありません。
しかし、同じぜいたく品を買うとしても、そのお金の道筋はお金持ちと中流以下の人では異なります。

お金持ちがぜいたく品を買う時は、資産から得られたお金を使います。
例えば手元に 100 万円があり 5 万円のバッグが欲しいとき、お金持ちのお金の流れは、

100 万円で資産を購入→運用して 105 万円にする→バッグを購入。
手元には 100 万円分の資産+バッグ
となります。

一方、中流以下の人は、

100 万円から 5 万円でバッグを購入。
手元には 95 万円+バッグ
です。

両者の違いがお分かりになるでしょうか。
上記はあくまで例えですが、お金持ちは「お金を作り出す」というマインドをしっかり持っているのです。

お金に働いてもらいましょう

資産と負債のちがい

お金持ちと中流以下を分ける資産と負債、この 2 つの言葉について説明できるでしょうか。
なんとなくイメージは抱けますが、言語化するとなると難しいですよね。

この「資産」と「負債」について、本書に端的にまとめてあったので引用します。

資産:私のポケットにお金を入れてくれるもの
負債:私のポケットからお金を取っていくもの

とてもシンプルです。

「資産」について、具体的には株式や債券、不動産、手形や特許権など。自分がその場にいなくても収入を生み出すもの(ビジネス)と述べられていました。

貧乏父さん
貧乏父さん

持ち家が入ってないけど…
資産じゃないの?

本書では、持ち家は「負債」とされていました

持ち家はローンや固定資産税、保険料などで私たちのポケットからお金を吸い取っていく=負債です。
資産として期待したい「家の価値」は、残念ながら一部の例外を除いて下がっていきます。
また、「土地の価値」も、よっぽどの好立地でなければ上がることを期待しない方がよいでしょう。

そして大切なことは、自らは会社員で構わないので、資産を増やすことです。

株や債券はネット証券で本当に手軽に手に入れられます。
ありがたい時代です。

お金持ちへの道 頭脳を鍛え、自分のためにお金を働かせよう

そしてお金持ちになるためには、お金について勉強する必要があります。
お金についての教育は自分自身でするしかないのです。

だれもが持つ最大の資産は「頭脳」です。
私たちは考えることができます。考えることにより問題を解決し、お金を生み出します。

著者はお金を管理する力を「ファイナンシャル・インテリジェンス」という言葉で表現していました。
頭脳を鍛えてこの力を高め、お金のために働くのではなく、お金に働いてもらうことを学ぶこと。

これがお金持ちになる最大の方法です。
この点が、いくつかの著者からのメッセージのうち、最大のものだと感じとりました。

お金に好かれたいなら、お金を好きになりましょう(恋愛と同じ)

まとめ

負債を少なくし、資産を増やす。
会社員であってもその方法はとれます。学んで、実行するのみです。

本日は、書籍『改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学』より、

・資産を買い、お金を作り出そう。

・資産はサイフにお金を入れてくれるもの。負債は、お金をとっていくもの。

・ファイナンシャルインテリジェンスを高め、お金を自分のために働かそう。

上記 3 点について、私なりに要約・感想を記しました。

本書は多くの投資ブログや Youtube 動画で、お金についての参考書として一読を推奨されています。

この度ようやく読むことができ、たいへん興味深く読み進めることができました。お金に関する原理原則を学べる、期待にそぐわぬ良書でした。
このような「考え方」を学べる本は貴重だなと改めて感じました。

本書を読み、私は現在の安定した職業のありがたみを享受しつつ資産をコツコツと積み上げることと、自分のビジネス(いつかこのブログがそうなることを目標に)を継続するという決意を新たにしました。

また、来るべき時が来たら「小金持ち父さん」として子どもたちにアドバイスできるよう、お金について日々勉強したいと思いました。

ぜひ手に取ってみてください。

【こんな書籍もオススメです】

『サイコロジー・オブ・マネー』
お金に関する「考え方」を学ぶなら、こちらも必読書です。

『投資の大原則』
投資家の必読書だと思います。
大多数の人の投資の最適解は、世界に分散されたインデックス投資でしょう。

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