過去にカタをつけ、新しい人生を踏み出そう『人生がときめく片づけの魔法』part 2

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おはようございます。

本日も、書籍『人生がときめく片づけの魔法』の要約記事です。
前回の記事では片づけの方法についてまとめました。未読の方はこちらからどうぞ。

本書には具体的な片づけの方法のみでなく、著者であるこんまりさんの「片づけを通した人生観」についても述べられています。2015 年には「世界で最も影響力のある100人」に選ばれたこんまりさんは、どのような考えで人生と向き合っているのでしょうか。少しだけ触れてみましょう。

本日は、書籍『人生がときめく片づけの魔法』(著者:近藤 麻理恵さん)の要約・感想記事です。

本書を読み、片づけ方法だけでなく人生論も学びましょう

『人生がときめく片づけの魔法』part 2

記事の内容は、以下の通りです。

1.片づけるとは、過去にカタをつけること
2.人生、足すより引く方がはるかに大切
3.本当の人生は片づけた後に始まる!

それぞれの内容についてみていきます。

片づけるとは、過去にカタをつけること

本書によると、劇的な片づけを済ませたあとから、仕事や家庭など人生全般がうまく行き始める人がとても多いようです。具体的には、昇進した、起業した、恋人ができたという方や、便秘が治った、なぜかやせた、などが紹介されていました(これらが片づけの効果と断言できるかは不明ですが)。

それは、片づけがこれまでの人生で目をそらしていた問題と向き合い、人生のリセットを迫られるイベントであるからだとこんまりさんは説いています。

私たちは片づけを通して今持っているモノと向き合い、いらないモノを手放します。それにより過去にカタをつけ、人生の新たなスタートを切る機会とするのです。

過去に対する執着と向き合い、カタをつけることで前に進めるのでしょう。

人生、足すより引く方がはるかに大切

片づけは今持っているモノと向き合い、役目を終えたモノを処分していくという作業です。片づけにより手元に残るものは心ときめくものばかりになるので、片づけ後は自分の判断に自信がもてるようになるとこんまりさんは説いています。

片づけは、生まれてから足していくことが多い人生において、引き算の行為です。モノでも情報でも食べ物でも、大切なのは余計なものを引いていくことです。

ミニマリストになろうとは言いませんが、不要なモノは感謝を込めて処分しましょう。また、モノに限らず、自分に関係のない情報(ネットニュースなど)は制限し、食事は腹八分目にとどめ、習慣的な間食は避ける。
人生において、「これで十分」という感覚をつかむことができれば、自分にとって本当に大切なモノがわかるようになります。現代においてあれもこれも求めるには、時間も脳の容量も足りません。
このあたりは、下記記事にまとめました。チェックしてみてください。

「足るを知る」
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」
これが人生のキーワードです

本当の人生は片づけた後に始まる!

片づけは、過去にカタをつけることです。そうすることにより、本当に必要なモノ・やりたいことが見つかります。

人生において、あなたの心がときめくものはおそらくそれほどたくさんありません。でも、必ず一つはあるはずです。その大切なモノが、他の多くのモノに埋もれてしまわないように気をつけましょう。繰り返しになりますが、大切なのは「足るを知る」ことです。

心ときめくモノたちに囲まれ、本当の人生を始めるために片づけをしましょう。これは単なる手法であり、目的ではありません。さっさと祭り片づけを終わらせ、次のステップへ踏み出しましょう!

片づけたあとに何がしたいですか?

どんな人生を送りたいですか?
これが明確だといいですね。

まとめ

本書で片づけの方法論+人生論が学べます。
ときめきを大切に、さっさと片づけを終わらせて前に進みましょう。

本書は、書籍『人生がときめく片づけの魔法』より、
・片づけは過去にカタをつける作業。人生のリセットの機会になるかも。
・足るを知るを学び、人生における引き算の重要性を知ろう。
・片づけは手法にすぎない。サッサと終わらせよう。

上記 3 点について、私なりに要約・感想を記しました。

本書は序盤から中盤にかけては片づけの方法論が紹介されていました。一方で、終盤は上記のような人生論も多く語られており、予想外の学びとなりました。

現代は物質的に豊かになっています。また、テクノロジーの進歩により多くの情報も手に入れらるようになっています。こんな現代だからこそ、なにが自分にとって大切なのか、改めて自分自身と向き合い考えることが、ときめく人生を手に入れるために必要なことなのだと感じました。

足るを知るという考え方を肝に銘じて、ときめく人生を歩んでいきたいと思います。

ぜひ手に取ってみてください。

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